諏訪は御柱で大騒ぎっ! 2004.3.27(SAT)
いよいよ辺りが騒がしくなって・・・、っていうと御柱(おんばしら)祭が大好きな祭男たちには怒られそうだし、何といっても諏訪大社の神事っていうことなので罰が当たりそうだけど、いよいよお祭り本番が近づいてそんな話ばかりになってきましたよ。
諏訪の男たちはみんな、御柱が近づくと血が騒ぐなんてテレビはいうけど、そんな事はありませんよー。お祭り好きな人は、っていう事ですね。我が家も一応、諏訪大社下社の氏子なのですけど、さてさて。

知らない方は「御柱祭」っていったい何って思われるでしょうけど、7年に一度山から大きな樅の木を切り倒して引っ張ってきて、諏訪大社の本殿の四隅に柱を建てるという、ごく単純な男のお祭りなのですが・・・。7年に一度というのも、干支で寅と申の年に行われるので、本当は6年に一度なんですけど、昔から数え年でこういう言い方をしてるんですね。このお祭りについて詳しく知りたい方は、御柱祭公式サイトを見て勉強して下さいね。
そんな御柱祭なんですが、「大木を山から曳いて来て建てる」という至極原始的な祭りのはずなのに、かなり危ない方法でやろうとするところに、お祭男たちがやたら燃えてしまうっていうところがあるんだな、きっと。樅の木の太さにやけにこだわり、木を落とす坂が急なほど喜んで、はたまた川にまで落としてみようなんて、ご神木をこんな手荒に扱っていいのかなー。
それにしても、すでに準備は3年も前から始まっているわけだから、関わっている人たちにとっては待ちに待ったり!っていうところなんでしょうけどね。

さて、その諏訪の男であるわが夫Cooper氏ですが、今回はさほど乗り気じゃなかったようだったのに、なんと会社の得意先の接待に駆り出される事に・・・。今や全国区の知名度になってしまったので、お祭り見物に来たい方が結構いるみたいなんです。

という訳で何事にも周到なCooper氏、下見に参上。下諏訪町の「棚木場(たなこば)」と呼ばれる御柱を引き出す地点までやってきました。私も初めてここまで来ましたけど、かなりの山の中ですよー。今なら車でここまで見にこられますが、お祭り中はもちろん、車は通れません。
あまり人もいないと思ってきたのに、ちょうど「木作り」の日だったらしくて、はっぴを来た男衆が大勢集まって、まあ賑やかな事! テレビや新聞などの取材の人もかなり来ていました。
それから有名な「木落し坂」も見学。実際に上から見てみると結構すごいわ! 斜度40度、100mの高低差があるんだって。ここを柱に乗ったまま降りようっていうんだから、相当ぶっ飛んでないとできませんわね。極度の目立ちたがり屋か、命知らずでもなきゃ、こんなところから降りようなんて思わないよね。降りるっていうよりは落ちる訳だから。
きっと昔は、神様の宿る樅の木に乗るなんて、それこそ罰が当たるから乗ってはいけなかったんじゃないかなって私は思うんだけどな。それに、何百年も生きてきた大木ばかりを切ってしまうのって、あまりにひどいんじゃないかい?

4月2日からはいよいよ上社の山出しが始まります。さてどんなお祭りになるのやら・・・。とんでもない人混みと酔っぱらいはやだなー。でも、何やら知れぬ独特の空気に包まれた、それがやっぱり御柱祭なのかな。皆さんお怪我のないようにね。


棚木場はすでに祭り本番みたい!


春四の御柱はこのくらいの太さ


春まだ浅い東俣川の清流


木落し坂上の石碑と追掛け松


ここから落とすんだよ下の道まで!


河川敷に作られた観覧席です