RENAULTが来た・・・。 2003.8.31(SUN)
17年間乗り続けていたMr.Cooperの愛車MINI。その年数からして満身創痍の上、乗っている本人も腰痛持ちなので、乗り心地には最近とみに悩んでいたのでした。例えていうなら、舌を噛みそう!とか、妊婦さんなら流産してしまいそう!とか、そんな過激な乗り心地。車検も近づいていたので、お金をかけて直すべきか(それもかなり掛かりそう)、はたまた別の車を買うべきか、と思い悩んでいたころ、運命の出会いが・・・。

あれは信州にも遅い春が訪れようとしていた3月の、ある晴れた日曜日の事じゃった(日本昔話か)。シトちゃんをちょっと見てもらおうと車やさんに寄ったところ、いたんですね、かなり変わった古い車が。こちらのオーナーが大好きで、冬はショールームに大切に入っているRENAULT8(ルノーユイット)と同じタイプの、8Sという車なんだって。生まれたのは1968年だそうですから、すでに35年物! 夫はこの手の古い車が大好きで、今度買い換える時はこの年代の古いヤツが欲しいと言っていたのです。イギリス車の古いものをと考えていたのでしたが、フランス車ももともと好きなので(毎年欠かさずフレンチブルーミーティングに参加しているし・・・、私の車も夫の趣味でフランス車)、もうこれを見た途端に頭の中はルノーの事でいっぱいになってしまったのでした。
私の感想はといえば・・・。「すごいボロ・・・。」(ごめんね、ルノちゃん)。お話を聞いてみると、塗装をすべてやり直すために腕のいい塗装工場にすぐに出すのだけれど、かなり時間がかかるのだそう。今までの塗装は落として、ボディーのどこかにオリジナルの色が残っているはずだから、それを探し出してその色に塗り直します、と半端ではない意気込み。
夫はこれを聞いて、出来上ったらもう一度見てから決めよう、ときっぱりと言ったのでした。そして爽やかな5月が過ぎ(まだかな〜)、梅雨が来て(まだなんだね〜)、寒い夏を迎えた頃、やっと塗装が仕上がりましたと連絡をもらったのでした。そう、あれから4か月ほども過ぎていた・・・。腕のいい職人さんは急がせてはいけないのですよ、皆さん! いい仕事をしてもらうには、気長にじっくり待つのじゃよ。それにしてもよく待っていたねー。

さすがに素晴らしい仕上がりで、その日ユイット君は待っていてくれました。ちょっと乗ってみますかと言われ、二人して試乗に出発。長年マニュアル車に乗っているとはいえ、かなりいろんな所の感覚が違うらしく、2、3度エンストしながら、運転している本人はもとより、助手席に乗っている私も、手に汗にぎりつつの試乗なのでした。路上に初めて出た教習生の気分かな? でもでも、無事に帰ってこれてよかった! どうすんだ?と思っていると、夫は今度もきっぱりと「買います!」。まあねー、こんなに待っていたんだし、もともと好きなんだし、やっぱそういうもんかしらね。きっと縁があったんだね。でもこの決断で、本当に長いこと苦楽を共にしていたMINIさんとお別れする事になってしまいました。
こうして我が家にやってくる事になったルノーですが、長くなったので、次回に続く・・・。絶対また読んでくださいね。